@ A
B C
ポイント切換スイッチ
リバース操作スイッチ
リバース線路
(閉塞2)
本線
(閉塞1)
ポイントマシン
ポイントマシン
本線
リバース線路
KN-2500の出力端子
パワーパック
アダプター
【図4】
リバース制御装置 KN-2500 製品概要
主要機能 リバースを鉄道模型列車が停車することなく走行できるような直流電源の極性(プラス・マイナス)手動切換
機能およびポイント切り換え機能
(電源は市販の鉄道模型用直流電源から受電します)
定格入力 ・ 列車走行用電源 0 − 16V DC / 1.5A Max (接続する直流電源の定格になります )
・ 制御回路用電源 DC 12V 1A Min (専用AC-DCアダプタを使用、付属しています)
定格出力 ・ 列車走行用給電出力 0 − 16V DC / 1.5A Max (接続する直流電源の定格になります)
ブレーカ 内蔵しておりません。(接続して使用する鉄道模型用直流電源のブレーカを作動させることができます)
出力端子 2つのレールグループ(閉塞)に給電可能 (緑色−緑色ターミナル端子、黄色−黄色ターミナル端子)
切換機能 列車が黄色-黄色ターミナル端子から給電されるリバースのある閉塞を走行するときに「リバース操作」スイッ
チを切り換えると、緑色-緑色ターミナル端子から給電される他の閉塞の電源のプラス・マイナス極性を切り換
えると同時に、ポイントを列車が通過できる側に切り換える機能
ポイント切り換え機能
列車が緑色-緑色ターミナル端子から給電される閉塞を走行するときに「ポイント切換」スイッチを切り換えると、
黄色-黄色ターミナル端子から給電されるリバースのある閉塞に向かうポイントを切り換えると同時にリバース
のある閉塞に給電する電源のプラス・マイナス極性(向き)を切り換える機能
サイズ ケース外径寸法 D: 100mm ,W: 65mm ,H: 35mm (H:41mmスイッチノブの高さを含む場合)
【写真2】
KN-2500はパワーパックから受け取った列車走行用の電力を2つに
分けて電気的に絶縁された2つのレールグループ(閉塞)のそれぞれ
に電力を供給できるようになっています。
KN-2500の機能を発揮するために必要な接続端子について【写真2】,
【写真3】を見ながら説明します。( 使い方例を見る。)
・【写真3】のように背面パネル右端にあるDCアダプター接続用のコネ
クタにKN-2000の動作に必要な電源入力用で本装置に付属している
DCアダプターを接続します。
・【写真2】の左側側面にある赤色、黒色のタ−ミナル端子にはパワー
パック列車走行用電源のプラス・マイナスを接続します。列車走行電
源の入力端子です。接続は赤、黒入れ替わっても問題ありません。
・【写真2】前面の緑色、緑色のタ−ミナル端子は列車走行用電源出力
端子で電気的に2つに分けられたレールグループ(閉塞)のリバース
ではない方のレールグループ(閉塞)に接続します。
・右となりの黄色、黄色のタ−ミナル端子は列車走行用電源出力端子
で電気的に2つに分けられたレールグループ(閉塞)のリバースになっ
ている方のレールグループ(閉塞)に接続します。
・【写真3】の手前に見える青、白のターミナル端子は、ポイントマシン
のコードを接続する端子です。
・ターミナル端子赤-黒,ターミナル端子緑-緑,ターミナル端子黄-黄,
ターミナル端子青-白への接続が完了したら簡単なテストをします。
(テストの方法については別途詳しく説明致します。) テストの結果に
よっては,ターミナル端子緑-緑,ターミナル端子黄-黄,ターミナル端
子青-白それぞれへの接続を左右入れ替える必要があります。
以上の接続をすれば、KN-2500の機能は発揮されます。
【写真1】
【KN-2500】 です。
§1 操作
KN-2500は市販の鉄道模型列車走行用パワーパックとレールとの間
に接続して使います。 パワーパックの他に製品に付属している専用
12V電源の接続が必要です。
KN-2500のリバーススイッチを切り換えると、電源のプラス・マイナス極
性が切り換わると同時にポイントが切り換わりますので、列車はリバー
スを走り続けることができます。
§2 機能紹介
〓リバースを含むレイアウトで列車の運転が簡単にできます〓
リバースとは【写真1】のような形にレイアウトされたレールの形につ
いての名称です。列車がリバースを通過し終わると列車の走る向き
が逆向きになります。
レールをリバース形状にしたレイアウトでは左右のレールが互いに
接続されるのでパワ−パックから給電される電気のプラス・マイナス
がショートしてしまい、このままでは列車の運転ができません。
そこでレールのレイアウトで詳しく説明するようにギャップレールなど
を使ってレールを電気的に絶縁し2つのグループに分けます。互いに
絶縁されているレールのグループをそれぞれ閉塞と呼びます。
このようにレイアウトされたレールで列車を運転するためには複雑な
操作が必要ですが、KN-2500を使用すると列車がリバースを通過す
るための操作としてはKN-2500のリバーススイッチを切り換えるだけ
で列車は走行しながらリバースを通過することができます。
現在お手持ちの車両、レールなどへの改造は必要ありません。
リバース制御装置スタンダードタイプ(KN-2500)の使い方例
【図1】のようなレイアウトで列車が「本線」からポイントを通り「リバース線路」を通過して「本線」の戻るような走行と、列車が「本線」から
ポイントに入る時のポイント切り換えについての使い方の簡単な説明です。
【図1】
1,KN-2500を接続する前にレールを二つのグループに電気的に分けます。
・ レールを【図1】のように黒色で示されている「本線」(閉塞1)と紫色で示されている「リバース線路」(閉塞2)の二つのグループにギャップレール
などを使って分けます。
・ 走らせる列車の全長が「本線」レールの長さより長いとき、または「リバース線路」レールの長さより長いと列車を運転できませんので、走らせる
列車の全長を「本線」レールの長さ、および「リバース線路」レールの長さより短く制限するか、または「本線」レールの長さ、および「リバース線
路」レールの長さを走らせる列車の全長より長くするようにして下さい。
2,接続
・ KN-2500の動作用電源
アダプター出力端子をKN-2500のアダプター接続用コネクタに差込み接続する。 ( 【図2】 黄色の矢印 )
・ 列車走行用電源
パワーパックの鉄道模型列車走行用電源出力をKN-2500のパワーパック電源入力端子(赤色端子と黒色端子)に接続する。
( 【図1】 茶色のコード ) 赤色端子と黒色端子へ接続する茶色コードのプラス、マイナス向きは入れ替わっても問題はありません。
列車が発車する向きとパワーパックの前進/後進スイッチの切り替え向きとが希望する向きと逆になっているときには、赤色端子と黒色端子へ
の茶色コードの接続を入れ替えます。
・ 「本線」(閉塞1)と「リバース線路」(閉塞2)への給電
「本線」(閉塞1)とKN-2500の出力端子緑色、「リバース線路」(閉塞2)とKN-2500の出力端子黄色をそれぞれ【図1】のように接続します。
( 【図1】 緑色のコード @,A,B,C )
接続の方法について。
緑色の端子どうし、黄色の端子どうしのプラス、マイナスの接続は入れ替えても問題はありませんが、スイッチ操作を分かりやすくするために
次のようにします。
○ 【図1】のように緑色のコード@を「本線」レールにつながるポイントの直進側の外側レール(【図1】では下側)に給電できるように接続します。
緑色のコードAは「本線」レールの反対側(【図1】では上側)レールに接続します。
○ 【図1】のように緑色のコードBを「リバース線路」レールの外周側レールに給電できるように接続します。 緑色のコードCは「リバース線路」
レールの内周側レールに給電できるように接続します。
○ 【図1】に青色で示されているポイントマシンのコード2本についてはターミナル端子青、白にそれぞれ仮に接続します。正しい接続の向きは
後で簡単なテストを行って決めます。
これで接続は完了です。

ご覧いただきありがとうございました。
このページの下に配線実例があります。
【写真3】
アダプター
パワーパック
KN-2500の出力端子
本線
リバース線路
ポイントマシン
コード接続端子
ポイントマシン
本線
(閉塞1)
リバース線路
(閉塞2)
リバース操作スイッチ
ポイント切換スイッチ
@ A B C
【図2】
↑
【図3】
→
→
ポイント切換スイッチ
リバース操作スイッチ
ご覧いただきありがとうございました。
このページの下にKN-2500の使い方の説明があります。
出力端子について。
(1) 緑色−緑色ターミナル端子は「本線」レールへの給電用端子です。
(2) 黄色−黄色ターミナル端子は「リバース線路」レールへの給電用です。
(3) 青色−白色ターミナル端子は「ポイントマシン」コードへの給電用です。
それぞれの端子が出力する電源のプラス・マイナスの極性(向き)は、「リバース操作」スイッチまたは「ポイント切換」を操作す
ると換わります。
それぞれの端子が出力する電源のプラス・マイナスの極性(向き)の切り換わり特性については、このページの次の項「使い方
例」の「5項」に記載してありますので参考にして下さい。
それぞれの端子とレールまたはポイントマシンコードとの接続は【図6】を参考にしてください。
5,それぞれの端子が出力する電源のプラス・マイナスの極性(向き)の切り替わり特性について
【図4】と【図5】を見ながら説明致します。
4,運転
・ パワーパックとアダプターを100V電源コンセントに接続する。
・ KN-2000の電源スイッチを「0FF」から「ON」側に倒す。 電源ランプが点灯する。
・ レールとKN-2500との接続ができていても一度KN-2500の電源を切ったあとで再度電源をいれたときには「ポイント切り換わり向き確認操作」を
次のようにして下さい。 (ポイント切り換わり向きのリセットです。)
・ ポイント切り換わり向きの「リセット操作」。
(1) 「リバース操作スイッチ」と「ポイント切り換えスイッチ」をそれぞれ単独で2回以上操作してから【図3】の「→」の向きに倒します。
(2) 「リバース操作スイッチ」と「ポイント切り換えスイッチ」を切り換える度毎にポイントが切り換わることを確認して下さい。
(3) この操作をして「リバース操作スイッチ」と「ポイント切り換えスイッチ」を【図3】の「→」の向きに倒した状態でポイントが【図3】のように直進
側に開通していることを確認をして下さい。
■ 列車を「本線」上から発車させるとき。
・ 列車を「本線」上に置きます。
・ パワーパックの速度調整ノブ操作を操作して列車を発車させます。 列車の走る向きがリバース線路のあるポイントに向かっているときにはそ
のまま走らせ、もし逆向きのときには列車を一旦停車させパワーパックの前進/後進スイッチを切り換えて再度発車させます。
・ 列車がポイントにさしかかる前にKN-2500の「ポイント切換」スイッチを操作してポイントを切り換え、列車を直進させるか分岐側入れるかの決定
をします。
この操作をすると次のようになります。
(1) ポイントが直進側、または分岐側に切り換わる。
(2) 「リバース線路」レールへ給電されるプラス・マイナス極性(向き)がポイントの切り換わりと連動して列車がレールギャップを通過して「リバ
ース線路」を走り続けることができる向きに替わる。
・ 列車がポイントを通過た後レールギャップを通過し「リバース線路」に完全に入りきったら、列車が次のレールギャップに到達する前にKN-2500
の「リバース操作」スイッチを反対側に倒す操作をします。
この操作をすると次のようになります。
(1) 列車が「リバース線路」を通過してから「本線」の戻ることができる向きにポイントが切り換わる。
(2) 「本線」レールへ給電されるプラス・マイナス極性(向き)がポイントの切り換わりと連動して列車がレールギャップを通過して「本線」を走り
続けることができる向きに替わる。
・ 以上の操作で列車は「リバース線路」を走り抜けることができます。
・ 列車が「本線」に戻ると走る向きが「リバース線路」を通過する前と逆になっていますが、この時パワーパックの前進/後進スイッチは発車すると
きと同じ側に切り替わったままです。 この状態で列車を停車させて再度発車させる前に「リバース操作」スイッチを反対側に倒す操作をすると、
列車の走る向きとパワーパックの前進/後進スイッチの切り換え向きが「リバース線路」を通過する前と同じになります。
3,簡単なテスト ( 接続確認 )
○ アダプタとパワーパックのプラグを100Vのコンセントに差し込みます。
(安全のため運転を終了するときには、必ずアダプタとパワーパックのプラグを100Vのコンセントから外してください。)
KN-2500の電源スイッチを「0FF」から「ON」側に倒す。 電源ランプが点灯します。
○ 「リバース操作スイッチ」と「ポイント切り換えスイッチ」をそれぞれ単独で2回以上操作してから【図3】の「→」の向きに倒します。
・「リバース操作スイッチ」と「ポイント切り換えスイッチ」を切り換える度毎にポイントが切り換わることを確認して下さい。
・この操作をして「リバース操作スイッチ」と「ポイント切り換えスイッチ」を【図3】の「→」の向きに倒した状態でポイントが【図3】のように直進
側に開通しているかどうかの確認をして下さい。
・ポイントが【図3】のように直進側に開通していれば、接続はこれで完了です。青色ターミナルと白色ターミナルに仮接続したポイントマシン
のコードの接続を替える必要はありません。
・もしポイントが分岐側に開通しているときには、青色のターミナル端子と白色のターミナル端子に仮接続してあるポイントマシンのコードを
入れ替えて接続し直します。ポイントマシンのコードの接続を入れ替えて再度「リバース操作スイッチ」と「ポイント切り換えスイッチ」をそ
れぞれ単独で2回以上操作してから【図3】の→の向きに倒した時にポイントが【図3】のように直進側に開通していれば、接続は完了です。
<注意>
○ 「本線」(閉塞1)とKN-2500の出力端子緑色、「リバース線路」(閉塞2)とKN-2500の出力端子黄色との接続を、「本線」(閉塞1)とKN-2500の
出力端子黄色、「リバース線路」(閉塞2)とKN-2500の出力端子緑色とをそれぞれ接続するような入れ替えはできません。
■ 列車を「リバース線路」上から発車させるとき。
・ パワーパックの速度調整ノブ操作を操作して列車を発車させます。 列車の走る向きが希望する向きであるときにはそのまま走らせ、もし逆向
きのときには列車を一旦停車させパワーパックの前進/後進スイッチを切り換えて再度発車させます。
・ 列車が走行して「本線」に入ることができる側にポイントが切り換わっているときには、そのまま列車を走らせれば列車は走り続けて「本線」に入
ることができます。
・ 列車が走行して「本線」に入ることができない側にポイントが切り換わっているときには、ポイントの手前にあるレールギャップに列車が到達する
前に「ポイント切換」スイッチを操作してポイントを列車が通過して「本線」に入ることができる側に切り換えます。 この操作をすれば列車は走り
続けて「本線」に入ることができます。
・ 列車が走行して「本線」に戻り一旦停車してから発車させる時には次のようにします。
(1) 「リバース操作」スイッチが【図3】の「→」の向きに倒れているとき、「本線」上での列車の発車向きはパワーパックの前進/後進スイッチの
切り替え向きと同じです。
(2) 「リバース操作」スイッチが【図3】の「→」の向きと逆向きに倒れているとき、「本線」上での列車の発車向きはパワーパックの前進/後進ス
イッチの切り替え向きと逆になっていますので、「リバース操作」スイッチを操作して【図3】の「→」の向きに倒せば列車の発車向きをパワー
パックの前進/後進スイッチの切り替え向きと同じにできます。
<注意>
○ レールギャップを列車が通過中に「リバース操作」スイッチを反対側に倒す操作をすると列車は停車してしまいます。このときには、「リバー
ス操作」スイッチをもう一度元の側に倒す操作をすれば列車は発車できます。
(1) 「本線」レールへの給電用ターミナル端子:【図4】の緑色端子@および緑色端子A
・ 【図5】の「リバース操作」スイッチが「→a」の向きに倒されているとき。
赤色ターミナル端子Dに入力するパワーパックの給電用出力を緑色端子@に出力します。
黒色ターミナル端子Eに入力するパワーパックの給電用出力を緑色端子Aに出力します。
・ 【図5】の「リバース操作」スイッチが「→b」の向きに倒されているとき。
赤色ターミナル端子Dに入力するパワーパックの給電用出力を緑色端子Aに出力します。
黒色ターミナル端子Eに入力するパワーパックの給電用出力を緑色端子@に出力します。
・ 【図5】の「リバース操作」スイッチを切り換えるたびに緑色端子@と緑色端子Aの出力のプラス・マイナス極性(向き)が入れ替わります。
(2) 「リバース線路」レールへの給電用ターミナル端子:【図4】の黄色端子Bおよび緑色端子C
・ 【図5】の「ポイント切換」スイッチが「→a」の向きに倒されているとき。
赤色ターミナル端子Dに入力するパワーパックの給電用出力を黄色端子Bに出力します。
黒色ターミナル端子Eに入力するパワーパックの給電用出力を黄色端子Cに出力します。
・ 【図5】の「ポイント切換」スイッチが「→b」の向きに倒されているとき。
赤色ターミナル端子Dに入力するパワーパックの給電用出力を黄色端子Cに出力します。
黒色ターミナル端子Eに入力するパワーパックの給電用出力を黄色端子Bに出力します。
・ 【図5】の「ポイント切換」スイッチを切り換えるたびに黄色端子Bと黄色端子Cの出力のプラス・マイナス極性(向き)が入れ替わります。
リバース操作スイッチ
ポイント切換スイッチ
→
→
【図5】
E
D
b
b
a
a
←
←
G
F
(3) 「ポイントマシン」コードへの給電用ターミナル端子:【図4】の青色端子Fおよび白色端子G
・ 【図5】の「ポイント切換」スイッチを「→a」の向きから「→b」の向きに切り換えるときにポイントを直進側から分岐側、又は分岐側から直進側に
切り換えるよう出力します。ポイントは「ポイント切換」スイッチを操作する前と反対側に切り換わります。
・ 【図5】の「ポイント切換」スイッチを「→b」の向きから「→a」の向きに切り換えるときもポイントを直進側から分岐側、又は分岐側から直進側に
切り換えるよう出力します。ポイントは「ポイント切換」スイッチを操作する前と反対側に切り換わります。
・ 【図5】の「リバース操作」スイッチを「→a」の向きから「→b」の向きに切り換えるときにポイントを直進側から分岐側、又は分岐側から直進側に
切り換えるよう出力します。ポイントは「ポイント切換」スイッチを操作する前と反対側に切り換わります。
・ 【図5】の「リバース操作」スイッチを「→b」の向きから「→a」の向きに切り換えるときもポイントを直進側から分岐側、又は分岐側から直進側に
切り換えるよう出力します。ポイントは「ポイント切換」スイッチを操作する前と反対側に切り換わります。
・ 【図4】の青色端子Fおよび白色端子Gは、【図5】の「リバース操作」スイッチ、または「ポイント切換」スイッチの切り替わり向きを替える操作し
たときにポイントの切り換わり向きを反対側に切り換えるような出力をしますが、その出力電圧は12V、出力時間は約0.2秒程度です。 ポイ
ントマシンに給電し続けることはありません。
・ ポイントの切り換わり向きが希望する向きと反対のときには、【図4】の青色端子Fおよび白色端子Gに接続するポイントマシンコードの接続を
入れ替えます。
Mebius Turn
レールへの配線実例 とレールの処理
レールへの配線 : 【図6】はKN-2500とレールとの接続配線例を示しています。
[ 1 ] 本線側レールへの配線
左側の緑色端子にフィーダー線白色、右側の緑色端子にフィーダー線青色をそれぞれ接続します。フィーダー線とレールとの接続は、フィ−ダー
線白色はレール@に、フィ−ダー線青色はレールAにそれぞれ接続する構造になっています。
[ 2 ] リバース線路側レールへの配線
左側の黄色端子にフィーダー線白色、右側の黄色端子にフィーダー線青色をそれぞれ接続します。フィーダー線とレールとの接続は、フィ−ダー
線白色はレールBに、フィ−ダー線青色はレールCにそれぞれ接続する構造になっています。
[ 3 ] ポイントマシンコードの配線
ポイントを切り換えるポイントマシンコード(赤色コード、黒色のコード)を青色端子、白端子に接続します。赤色のコードと黒色のコードをそれぞれ青
色端子、白色端子のどちらに接続するかは前に説明した簡単なテストをして決めます。
リバース線路側レール
リバース線路ではレールBとレールB、レールCとレールCは
同じレールでつながります。 (【写真4】を参照して下さい。)
レールへの処理 : 【図7】は本線側レールとリバース線路側レールとを電気的に2つのグループに分ける方法の一例を示しています。
本線側レールとリバース線路側レールを【図7】「A」、「B」の2カ所で絶縁ジョイナーなどを使って電気的に絶縁します。
[ 1 ] 「A」で左右レールを電気的に絶縁する。
本線側レール@とリバース側レールBとを絶縁ジイナーなどを使って電気的に絶縁する。
本線側レールAとリバース側レールCとを絶縁ジイナーなどを使って電気的に絶縁する。
[ 2 ] 「B」で左右レールを電気的に絶縁する。
本線側レール@とリバース側レールCとを絶縁ジイナーなどを使って電気的に絶縁する。
本線側レールAとリバース側レールBとを絶縁ジイナーなどを使って電気的に絶縁する。
[ 3 ] 参考
・ 【図8】に示されているジィナーは通常のジョイナーでこのジョイナーを使うと接続されるレールどうしは電気的に接続するので
接続するレールどうしを絶縁することができません。
・ 「A」、「B」での絶縁を両ギャップレールなどを使って行うこともできます。
【図8】
ご覧いただきありがとうございました。
通常のジョイナー
通常のジョイナー
KN-2500でリバース線路を快走する貨物列車
【写真5】はKN-2010またはKN-2000を使って自動運転できるリバースが2カ所あるレイアウトです。
KN-2500を使うときには操作がいりますが、このようなレイアウトでの運転ができます。
KN-2500を使ってこのレイアウトで運転する方法については、次回の更新時に追加致します。
KN-2010
【写真4】
@
A
C
B
C
B
B−Bはリバース線路の外周レール、
C−Cはリバース線路の内周レール
です。
Mebius
Turn リバース制御装置 スタンダードタイプ KN-2500 です。
開設日 2006年06月04日
リバース制御装置スタンダードタイプKN-2500は、リバースを含むレイアウトで鉄道模型列車を運転する楽しみを低価格で実現す
るための装置です。