【写真3】
  【KN-2100】  KN-2000に内蔵されています。
  写真の【KN-2000】に【KN-2100】が内蔵されています。 
【写真2】
【写真1】
【KN-2000
リバース制御装置 ポイント自動切替機能 使 い 方

   トップページへもどる
   

   このページの目次 →
  更新日  2006年06月04日                                                     
 Mebius Turn  リバース制御装置 スペシャルタイプ KN-2000   PAT.取得済

§1 操作

 KN-2000は市販の鉄道模型列車走行用パワーパックとレールとの間
 に接続して使います。 パワーパックの他に製品に付属している専用
 12V電源の接続が必要です。

 運転操作はすべてパワーパックで行いますから、特殊な場合を除き
 KN-2000を操作することはありません。 

§2 機能紹介

〓リバースを含むレイアウトで列車の運転が簡単にできます〓

 リバースとは【写真1】のような形にレイアウトされたレールの形につ
 いての名称です。列車がリバースを通過し終わると列車の走る向き
 が逆向きになります。
 レールをリバース形状にしたレイアウトでは左右のレールが互いに
 接続されるのでパワ−パックから給電される電気のプラス・マイナス
 がショートしてしまい、このままでは列車の運転ができません。

 そこでレールのレイアウトで詳しく説明するようにギャップレールなど
 を使ってレールを電気的に絶縁し2つのグループに分けます。互いに
 絶縁されているレールのグループをそれぞれ閉塞と呼びます。

 このようにレイアウトされたレールで列車を運転するためには複雑な
 操作が必要ですが、KN-2000を使用すると列車がリバースを通過す
 るための操作は不要になります。列車は走行しながらリバースを通
 過することができます。
 
 現在お手持ちの車両、レールなどへの改造は必要ありません。
 

 KN-2000はパワーパックから受け取った列車走行用の電力を2つに
 分けて電気的に絶縁された2つのレールグループ(閉塞)のそれぞれ
 に電力を供給できるようになっています。
 KN-2000の機能を発揮するために必要な接続端子について【写真2】
 を見ながら説明します。 (使い方例へ行く。

・前面パネル左端の黒色丸形状のコネクタはKN-2000の動作に必要
 な電源入力用で本装置に付属しているDCアダプターを接続します。
・右となりの赤色(上)、黒色(下)のタ−ミナル端子にはパワーパック
 列車走行用電源のプラス・マイナスを接続します。列車走行電源の
 入力端子です。接続は上下入れ替わっても問題ありません。
・さらに右となりの緑色(上)、緑色(下)のタ−ミナル端子は列車走行
 用電源出力端子で電気的に2つに分けられたレールグループ(閉
 塞)の一方のレールグループ(閉塞)に接続します。
・さらに右となりの黄色(上)、黄色(下)のタ−ミナル端子は列車走行
 用電源出力端子で電気的に2つに分けられたレールグループ(閉
 塞)の他方のレールグループ(閉塞)に接続します。

以上の接続をすれば、KN-2000の機能は発揮されます。













               リバース制御装置  KN-2000 製品概要

          主要機能
   鉄道模型列車走行用直流電源の極性(プラス・マイナス)自動切換機能
                   (電源は市販の鉄道模型用直流電源から受電します)
          定格入力   ・ 列車走行用電源     0 − 16V DC / 1.5A Max (接続する直流電源の定格になります ) 
                   ・ 制御回路用電源     DC   12V   1A  Min  (専用AC-DCアダプタを使用、付属しています) 
          定格出力   ・ 列車走行用給電出力  0 − 16V DC / 1.5A Max (接続する直流電源の定格になります)    
          ブレーカ    内蔵しておりません。(接続して使用する鉄道模型用直流電源のブレーカを作動させることができます)
          出力端子   2つのレールグループ(閉塞)に給電可能 KN-2000 1台で2つのレールグループ(閉塞)を制御可能
          表示機能   列車が走行する閉塞を表示する機能 列車が走行する閉塞への給電極性(列車走行向き)を表示する機能  
          付加機能   ポイント切り換え信号出力(KN-2100の駆動用)
          サイズ     ケース外径寸法  D: 175mm  ,W: 245mm  ,H: 50mm (H:56mmスイッチノブの高さを含む場合) 
                   プリント基板寸法  D: 140mm  ,W: 230mm  ,H: 43mm (部品の高さを含む) 

          エスケープスイッチ  列車がレールギャップをまたいで停車し発車できないことがあったときに使用するスイッチ                          





     ページのTOPへ行く



    Mebius Turn
      ポイント自動切換装置    KN-2100   PAT.出願済

   KN−2000に内蔵されています。

  リバースを通過した列車がポイントにさしかかった時に、列車の
  走行を検知して自動でポイントを切り換える装置です。

  4個までのポイントを切り換えることができます。

  手動での切り換えもできます。

  KN-2100とポイントとの結線でポイントの切り換わりかたが決ま
  ります。


  操作と機能

   1,手動切り換えモード : 
       4個の切り換えスイッチがあり、それぞれのスイッチに対
       応する4個のポイントを個別に手動で切り換えることがで
       きます。
   2,自動切り換えモード :
       リバースを通過した列車がポイントにさしかかった時に、
       列車の走行を検知して自動でポイントを切り換えます。
       列車があらかじめ決められた順序でレールを走行するよ
       うに自動でポイントを切り換えます。
   3,手動/自動は切り換えスイッチで設定します。
   4,ALLスイッチ : 
       自動切り換えモードにおいて、同時に4個のポイントを切り
       換えることができるスイッチです。
   5,KN-2100 1台で4個のポイントを切り換えることができます。
             
  【写真3】の端子1〜端子4がそれぞれ対応するポイントのポイント
  マシンコードに接続する端子です。

  それぞれの端子は、端子に接続する1個のポイントを切り換えるこ
  とができます。




    ”使い方” へ行く    ページのTOPへ行く